June 5 Sunday. 2015


私が大好きなバンド、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT。そのラストライブの写真展が行われると聞いて行ってきました。

1日限定のイベント「ミッシェル in Dark Room」が非常に素晴しかったです。会場を暗室にして、その場でカットを選んで現像する。いわば写真のライブイベント。最近なかなか「現像」という現場を目の当たりにする機会は少ないし、大好きなメンバーの写真がその場で像として浮かんでくる。

  写真家の澁谷征司さんは物腰の柔らかいフランクな方で、さながら写真の授業の様でした。

  ファーストカットはチバユウスケ。素敵すぎるカット。

  ガンガン現像していく澁谷征司さんと写メりまくるオーディエンス。

  仕上がった写真たち。あの短時間の中、完全な環境ではないなかここまでのものを作るのはさすがです。

普段ライブ撮影のお仕事の機会も多いので、是非とも澁谷征司さんのお話が聞きたいと思い参加したのですが、それ以上に良いイベントでした。

今回の出版にあたり、澁谷さんは印刷所に立ち会い、印刷所の方も怒り出してしまうぐらいの(笑)細かな注文を出したそうです。

普通は「ここの黒をしめて」とか「もう少しシアンを強く」といった指示を出す事が多いのでしょうが、澁谷さんの指示は「ここの汗のベチョベチョ感を持っと出して欲しい」「古びた革ジャンのシワ感が出てない」という感じだったそうです。完全に印刷所泣かせな注文ですが(笑)そこにいた澁谷さんにしかわからない臨場感とアーティストと自分の撮った作品に対する愛なんだと思いました。

とあるテレビ番組で、俳優のTerence Stampが語ってた”The art is the heart”という言葉を思い出しました。どんなジャンルであれ、愛がこもった作品には強度があると思います。私も仕事であれ、プライベートな作品であれ、そこは絶対に大切にしていきたいなと思いました。

とても良い週末でした。

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